5月12日、衆議院本会議で「空家対策推進特措法改正案」の採決が行われ、可決しました。同法案は参議院へ審議の場を移すこととなります。

同法案は、空き家等の適切な管理と活用を一層促進するため、「空家等活用促進区域」に関する制度の創設、適切な管理が行われていない空き家等に対する措置の拡充、「空家等管理活用支援法人」の指定制度の創設等の措置を講じようとするもの。

なお、同法案に対し、「市町村による空家等活用促進区域について、指定の基準や手順を明示するなど必要な支援を行うこと」「管理不全空家等に該当する具体的な状態を示すこと」「どのような場合に緊急時の代執行ができるかについて具体的に示すこと」などの附帯決議が付されています。